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金重晃介 作 「備前酒呑」
(商品No. 7095)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖である金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、
金重晃介先生の前作の備前酒呑(ぐい呑)です。
箱の状態や同封されている陶歴書などからみて、
1995年頃に制作した酒呑であると思われます。
登り窯のスアナと呼ばれる場所で焼成された作品で、
黄胡麻とカセ胡麻の中間のカセた黄胡麻が全体を覆っています。
また作品全体を覆わんとする胡麻の隙間から極上の土味が顔を覗かせており、
ほんのりと赤味掛かった美しい土味が火の当たり方で絶妙に変化しており美しいです。
一目で晃介先生と分かる肩がやや窄まった独特の意匠が施されており、
全体のフォルムを引き締めつつ持ちやすくもなっています。
従来のカセ胡麻の荒々しくカサついたイメージを完全に払拭する、
柔らかで優しい肌合いが酒席を大いに盛り上げるでしょう。
前作ですが未使用品で汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.2cm×6.0cm×高さ5.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-10-11
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は金重陶陽先生の三男として1943年に岡山県備前市で生まれました。
1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業されました。
1970年には同大学院彫刻科を修了しました。
1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に岡山へ帰郷されました。
1982年に岡山県備前市香登へ登り窯を築かれました。
1991年には岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を制作されました。
1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。
1997年に備前焼パリ展に出品され、全国各地で個展を開催されています。
2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを制作されています。
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