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金重晃介 作 「備前湯呑」
(商品No. 6852)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、
金重晃介先生の前作の備前湯呑です。
2003年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作されたと思われます。
一目で晃介先生と分かる特徴的な胴締めの意匠が施されており、
全体のフォルムを引き締めつつ持ちやすくもなっています。
口縁から胴に掛けてじっくりと炎に晒されて自然釉を浴びており、
焦げ胡麻から黄胡麻へ、そして黄胡麻から黒胡麻へとグラデーションしています。
土肌もまた同様にこってりと焼き上がっており、
金重一門らしい濃厚なチョコレート色の肌を見せています。
強い焼き上がりによって全体がコーティングされたようで、
これによって滑らかな肌となり使い心地がより向上しています。
前作ですが未使用品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.2cm×7.2cm×高さ10.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-02-06
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は金重陶陽先生の三男として1943年に岡山県備前市で生まれました。
1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業されました。
1970年には同大学院彫刻科を修了しました。
1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に岡山へ帰郷されました。
1982年に岡山県備前市香登へ登り窯を築かれました。
1991年には岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を制作されました。
1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。
1997年に備前焼パリ展に出品され、全国各地で個展を開催されています。
2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを制作されています。
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