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金重晃介 作 「備前茶碗」
(商品No. 5858)
96,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の備前茶碗です。金重一門の茶碗の伝統的な焼成方法である、登り窯の正面焚口に近い場所で焼き上げた茶碗です。焚口の正面は最も火力が強く大量の自然釉が付着する場所であり、正面に飴色の見事な焦げ胡麻が形成され、その他の部分では美しい黄胡麻流れ胡麻が生まれるなど一目で金重一門の茶碗と分かる出来栄えとなっています。土肌も強い焼き込みで茶碗にはうってつけの光沢の強い滑らかな肌合いとなっており、色合いのみならず質感でも備前茶碗としての完成度を高めています。茶溜まりには胡麻流れがきており、砂金のような胡麻がまるで飲み干す刹那のお抹茶のような動きをしており、一足先に窯の神様がお抹茶を楽しまれたかのようです。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径13.6cm×13.5cm×高さ7.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-04-27
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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