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金重晃介 作 「備前酒呑」
(商品No. 5838)
28,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の備前酒呑です。1994年頃の陶歴書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。シンプルに紫蘇色をメインとした酒呑で、金重家らしいねっとりとした土味の変化を楽しむことが出来ます。霧のように降り掛かった黄胡麻が紫蘇色を引き立てており、土味のグラデーションの中により一層の深みを加えています。腰はよく張り口縁部は絞り込んだような造形ですが、火の加減による歪が加わり、人の手では出せない独特のひょうげた造形となっています。(汚れや使用感などはほとんど感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.7cm×6.7cm×高さ5.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-04-07
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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