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金重晃介 作 「備前徳利」
(商品No. 5532)
100,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の備前徳利です。1989年の陶歴書が入っており、その当時の作品であると思われます。一目で晃介先生と分かる特徴的な胴締めの意匠が施されており、全体のフォルムを引き締めつつ持ちやすくもなっています。ガリガリに焼けた灰被り窯変もまた見事で、黒銀の灰被り窯変と美しい鼠色のなまこ肌が出ています。底部や口縁内部まで全身みっちりと灰被りで埋まっており、特に転がし窯変のお約束であるサイドの小さな丸抜け部分は一層濃厚な灰被り窯変が出ています。激しい窯変に対して抜けの部分は柔和で味わい深い色合いになっており、土の良さが感じられるほんのりと緋色掛かった土味は、酒を擦り込んでやることでどんどん味わい深く成長するでしょう。(汚れや使用感などはほとんど感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.3cm×胴径8.9cm×胴径8.5cm×高さ13.2cm 容量 約400cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-06-26
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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