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金重晃介 作 「備前酒呑」
(商品No. 6499)
60,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖である金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の新作備前酒呑(ぐい呑)です。
2021年12月に焼き上げられた最新作です。
金重一門の代名詞とも言える転がしの灰被り窯変が見事で、
黒銀の灰被り窯変はまるで濡れた炭のような独特の色合いと光沢を持っています。
また、見込みや抜けの部分においてもほんのりと緋色が出た極上の土味となっており、
酒を呑ませて育てていくという備前酒呑の真骨頂を堪能できます。
また、本作は灰被り作品ならではのガサガサとした質感ではなく、
金重一門らしい手間と時間を掛けた丁寧な手入れによって、
灰被り作品ながらもいつまでも触っていたくなる上質な肌合いが実現しています。
高台部は晃介先生お馴染みのシャープな削りによる兜巾高台になっており、
コロンとしたシルエットで丸みの強いデザインの胴部との緩急のバランスが秀逸です。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.9cm×6.8cm×高さ5.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-02-06
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は金重陶陽先生の三男として1943年に岡山県備前市で生まれました。
1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業されました。
1970年には同大学院彫刻科を修了しました。
1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に岡山へ帰郷されました。
1982年に岡山県備前市香登へ登り窯を築かれました。
1991年には岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を制作されました。
1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。
1997年に備前焼パリ展に出品され、全国各地で個展を開催されています。
2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを制作されています。
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