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金重晃介 作 「備前酒呑」
(商品No. 6975)
19,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖である金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、
金重晃介先生の前作の備前酒呑(ぐい呑)です。
箱の状態や同封されている陶歴書などからみて、
2000年頃に制作した酒呑であると思われます。
登り窯の正面焚き口の奥で焼かれた黄胡麻の作品で、
しっかりと灰を吸ってまるで濡れたような肌合いとなっています。
たっぷりと掛かった黄胡麻はガラス状に固まっており、
見た目ももちろん面白いですが、何よりも唇に触れた際の感触が素晴らしいです。
作品全体を彩る土味も金重一門らしい色合いになっており、
蕩けたチョコレートのような濃厚な色合いが楽しめます。
一見シンプルなデザインですが胴の部分には工夫を凝らしており、
僅かに胴の中央部をくびれさせることで持ちやすくしています。
前作ですが未使用品で汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.6cm×6.5cm×高さ6.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-06-11
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は金重陶陽先生の三男として1943年に岡山県備前市で生まれました。
1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業されました。
1970年には同大学院彫刻科を修了しました。
1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に岡山へ帰郷されました。
1982年に岡山県備前市香登へ登り窯を築かれました。
1991年には岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を制作されました。
1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。
1997年に備前焼パリ展に出品され、全国各地で個展を開催されています。
2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを制作されています。
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