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藤原 和 作 「備前線文花器」
(商品No. 4606)
60,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝の祖父と父の下に生まれ、単純・明快・豪放の基本理念を守りながら、独自の造形を探求する藤原 和先生の前作の備前線文花器です。2002年頃の陶歴書が同封されており、陶印も以前のものであることからその当時制作された作品であると思われます。父である藤原 雄先生の代名詞でもあった備前大壺を和先生独自のタッチで手がけており、轆轤後に土が柔らかなうちに三方へ膨らませるように中から押し広げています。これにより整った球体であったものが、まるで球根のように力強く膨らんでおり、土の生命力や力強さをシンプルかつストレートに表現しています。雄先生の窯の特徴であった、まるでヤスリのようにキメ細かなカセ胡麻がしっかりと出ており、深緑色の景色が力強く張った造形にとても良く似合いっています。(※底部に焼成時のスレがあり、和先生により補修された跡があります)
■作品の概容
共箱(四方桟)
径35.5cm×径34.8cm×高さ33.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2017-06-15
■作者(藤原 和)について
藤原 和先生は人間国宝の藤原 雄先生のご長男で、祖父は人間国宝の藤原 啓先生です。1980年から祖父と父に師事し陶芸を始められました。1988年に独立して1990年に初窯を焚いています。花器や食器を主に製作。作品ののびやかさが持ち味です。岡山、東京、京都、大阪など各地で個展を開いています。1994年に「備前藤原三代展」開催。2002年、日本学士会功労賞を受賞されました。2004年、茶道裏千家淡交会中国支部顧問に就任されました。2006年、陶心会会長に就任されました。
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