人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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山本雄一 作 「備前徳利」

山本雄一 作 「備前徳利」

(商品No. 4909)
76,000 円(税込)

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■作品の特徴

神業を持つ名工 山本陶秀先生を父に持つ、無形文化財山本雄一先生の備前徳利です。山本備前の特徴がに良く出ており、端正な造形に美しい胡麻景色が素敵です。正面にたっぷりと掛かった黄胡麻は一目で山本備前と分かる仕上がりとなっており、金を含んだような独特の黄金色の胡麻がたっぷりと肩から掛かっています。それに合わせて土味にも薄っすらと金彩銀彩が乗り、腰回りでは光の加減で蒼銀に輝く部分もあります。造形の面でも山本家らしい一切の遊びを排除した究極のシンプルさを持つ真っ直ぐな轆轤挽きとなっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.3cm×胴径9.3cm×胴径9.3cm×高さ14.1cm 容量 約500cc

■作品画像

山本雄一 作 「備前徳利」 #1 山本雄一 作 「備前徳利」 #2 山本雄一 作 「備前徳利」 #3 山本雄一 作 「備前徳利」 #4 山本雄一 作 「備前徳利」 #5 山本雄一 作 「備前徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2018-01-25

■作者(山本雄一)について

山本雄一先生は人間国宝山本陶秀先生のご長男で、1959年から父のもとで陶芸の道に入りました。1968年には備前焼で初めてガス窯を導入。科学好きの旺盛な探究心で、偶然に頼る部分の多い緋襷を意図的なデザインとして生み出す方法を研究。稲わらを煮詰めて抽出したエキスを絵の具のように使い、素地に花や模様を描いた人口の緋襷「緋紋」「緋彩」の技法を考案しました。花器、茶器、壺、大鉢など幅広く製作しています。1967年日本工芸会正会員に。1995年、制作者向けの入門書「備前焼の技法 伝統と創造」を出版。1996年には茶の湯の造形展で田部美術館大賞を受賞。同年、岡山県重要無形文化財保持者に認定されました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、紺綬褒賞、岡山日日新聞芸術文化功労章、茶の湯の造形展大賞など多数/県展審査員
所属団体・・・日本工芸会、備前焼陶心会、備芸会、玄画会、薫風会


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