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小山末廣 作 「伊部窯変徳利」

小山末廣 作 「伊部窯変徳利」

(商品No. 5040)
26,000 円(税込)

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■作品の特徴

名工と呼ばれた初代小山一草先生の下に生まれ、金重素山先生にも薫陶を受けた小山末廣先生の伊部窯変徳利です。平成17年頃の陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。抜群の窯変は一目で最上作だと分かる素晴らしい焼き上がりで、一窯の中でも中々取れない希少なものとなっています。灰被り窯変という焼き上がり自体、強い焼きと美しい緋色を両立させるのが大変難しいですが、本作は濃厚なグレーの灰被りとほんのりと発色した緋色が見事に両立されています。非常に大振りで堂々たる造形となっており、手に取れば師である素山先生を彷彿とさせる伸びやかで気持ちの良い轆轤挽きを感じることが出来ます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.7cm×胴径9.9cm×胴径9.7cm×高さ13.8cm 容量 約470cc

■作品画像

小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #1 小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #2 小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #3 小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #4 小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #5 小山末廣 作 「伊部窯変徳利」 #6

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公開日時:2018-05-12

■作者(小山末廣)について

小山末廣先生は、細工物に秀れた名工 初代 小山一草先生の三男として伊部に生まれました。備前高校卒業後、窯元陶正園に入り4年余修業し、1971年に窯を築いて独立。金重素山先生に美意識とバランス感覚を学ぶなど薫陶を受けました。1973年には日本伝統工芸展に入選。また岡山県展では山陽新聞社賞・県知事賞・県展賞など入賞7回となり、84年に委嘱となりました。一水会展では79年以降6回入賞し、田部美術展でも入賞・入選を果たしました。


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