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竹中健次 作 「備前守破離」
(商品No. 5162)
18,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
ジュエリーデザインから陶芸の道へ入り、人間国宝 伊勢崎 淳先生に師事した竹中健次先生の備前守破離です。備前寒風の土を用いながらも、織部焼や志野焼の技法を大胆に盛り込んだ意欲作で、まさに守破離の名に相応しい破格の酒呑です。寒風土を水簸や精製すること無くダイレクトに使用しており、高台部分の土見せからは土の成分のバラつきによるマーブルの土肌が顔を覗かせています。長石釉と織部釉のコンビネーションによって梅花皮と緑釉が同時に楽しめ、お互いの色合いが引き立て合い幻想的な釉調としています。見込みでは織部釉が厚く溜まることで、翡翠色の変化が発生しており、水底から宝石の原石が迫ってくるような面白い酒映りとなっています。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.8cm×6.6cm×高さ5.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-08-25
■作者(竹中健次)について
竹中健次先生は、土という素材に魅せられ、ジュエリーデザイナーから転身された方です。1986年に備前陶芸センター修了後、同センターで二年間指導員として勤務。1988年より伊勢崎 淳先生に師事し、1994年に独立されました。茶陶、酒器、食器、花器などの伝統的なもののほか、斬新なものも手掛けています。穴窯による酸化、還元焼成で、赤、白、黒の発色の変化と土の質感によって多様な表現を見せています。県展岡山市長賞・県展賞、日本伝統工芸支部展山陽新聞社賞などのほか、さまざまな展覧会で入選しています。東京や岡山、倉敷などで個展を開いています。
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