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藤原 謙(三代 藤原楽山) 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 5393)
7,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
陶芸に関して一切妥協しなかった父の背中を見て育ち、自身も伝統ある名跡を継いで陶芸の道を邁進する三代藤原楽山先生の謙時代の酒呑です。三代藤原楽山を襲名前の謙時代の作品で、昭和50年頃に制作されたものと思われます。どことなく父の二代楽山先生の酒呑を思わせるシルエットをしており、茶碗を小さくしたような形や窄まった肩などはよく似ています。あっさりとした茶褐色の土肌に、上品な黄胡麻が乗り備前焼らしい渋い景色を形成しています。正面部分の胡麻に発生した濡れたような光沢は、二代楽山先生の作品にも見られる楽山窯の特徴です。
■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.1cm×7.0cm×高さ5.3cm
■作品画像
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公開日時:2019-03-11
■作者(藤原 謙(三代 藤原楽山))について
三代藤原楽山先生は、茶碗と香炉を得意とした無形文化財の二代藤原楽山先生のご長男です。妥協を許さない父の仕事ぶりに感化され、同じ道を目指し陶芸の道に入られました。1961年、備前高校を卒業と同時に父に師事し本格的に陶技を学び、1966年に独立。2002年、三代藤原楽山を襲名しました。ろくろ成形が主で、茶碗、水指、香炉のほか徳利、皿、酒呑、壺など幅広く制作。古備前の胡麻の美しさに魅せられ、家伝来の塩釉の青備前にも力を注いでいます。日本伝統工芸士部展、県展各入選。千葉、新潟の百貨店で個展を開きました。
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