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多久周作 作 「備前茶碗」
(商品No. 5388)
25,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
連綿と続いてきた人々の営みに寄り添い成熟してきた備前焼を、日々の様々な感動を酵母にして形にする多久周作先生の備前茶碗です。一点一点相手の心に届くように丁寧に作陶する多久先生らしい、非常に細かな所までしっかりと作り込まれた茶碗です。多久先生が得意とする紐作りによる胴の立ち上げが何とも味わい深く、楽茶碗を手本にしたと思われる柔らかで吸い込まれるような造形となっています。焼成は多久先生の得意とする緋襷で、外周部では蔦のように絡み合いながら肌に巻き付く「動」の緋襷が、見込みではゆっくりと根を伸ばすようにも終の棲家にて消え入るようにも見える「静」の緋襷が見られます。黒い粒が混じり込んだ僅かに青味掛かった肌は、古備前に通じる枯れ果てた雰囲気を漂わせています。
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径11.2cm×径11.0cm×高さ8.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-03-07
■作者(多久周作)について
多久周作先生は、1980年に多久 守先生のご長男として生まれました。2001年、佐賀県立有田窯業大学校を卒業し、父の元で修業を始めました。2002年、日本伝統工芸中国支部展 岡山県教育委員会教育長賞受賞。2004年、田部美術館茶の湯造形展優秀賞受賞。その他、岡山県美術展や日本伝統工芸中国支部展に入選されています。
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