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多久周作 作 「備前酒盃」
(商品No. 5203)
6,400 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
連綿と続いてきた人々の営みに寄り添い成熟してきた備前焼を、日々の様々な感動を酵母にして形にする多久周作先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑です。一点一点相手の心に届くように丁寧に作陶する多久先生らしい、非常に細かな所までしっかりと作り込まれた酒呑です。多久先生が得意とする紐作りによる胴の立ち上げが何とも味わい深く、轆轤では再現不可能な力強くも色気のある造りとなっています。ひたすら美しい緋襷を狙った今回の窯出しの中でもとりわけ美しい緋襷が出た作品で、土が香り立つような白肌の上にねっとりと濃厚な緋襷が掛けられています。よく溶けた黄胡麻も実に美しく、古備前を始めとする名陶にインスパイアされた多久備前の良さを凝縮したような仕上がりとなっています。
■作品の概容
共箱後日
径6.8cm×径6.5cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-10-03
■作者(多久周作)について
多久周作先生は、1980年に多久 守先生のご長男として生まれました。2001年、佐賀県立有田窯業大学校を卒業し、父の元で修業を始めました。2002年、日本伝統工芸中国支部展 岡山県教育委員会教育長賞受賞。2004年、田部美術館茶の湯造形展優秀賞受賞。その他、岡山県美術展や日本伝統工芸中国支部展に入選されています。
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