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森本良信 作 「緋襷茶碗」
(商品No. 5749)
80,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
優れた美的感覚を持ち、土と焼きと造りに於いて常に進化し続ける森本良信先生の緋襷茶碗です。還元緋襷の作品が多い森本先生ですが、本作では森本先生の窯焚きの巧みさが伺える酸化系の鮮やかな緋襷が配されています。他とは一線を画する見事な土肌を持つ茶碗で、プツプツと鉄分が噴出した肌は一見荒々しそうですが、手に持ってみると驚くほど滑らかな質感となっており、いつまでも撫でていたくなる魅惑の白肌となっています。色合いの点でもギャップが面白く、初見では乾いた大地を彷彿とさせますが、見れば見るほど僅かに黄色みを含んだ肌が鉄分の噴出と合わせてクッキークリームのようで、どんどん茶碗に対する印象が変わっていき虜になります。このように白土が主役の作品であり、緋襷側は要所を抑えた脇役のような景色になっていますが、こだわりの強い森本先生らしく完璧な配置になっています。正面の石爆ぜもブローチのようになっており、とても可愛らしいです。
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります。)
径12.0cm×11.9cm×高さ8.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-01-20
■作者(森本良信)について
森本良信先生は1976年、岡山県に生まれました。1996年備前陶芸センターを修了。フリーを経て、2004年東京にて初個展。以後毎年東京を中心として全国にて個展開催。2005年、2006年、2007年度田部美術館「茶の湯の造形展」入選。 2008年、東京・日本橋三越「現代作家酒器展」出品。2009年、東京・日本橋三越「現代作家茶碗展」出品。2010年、岡山・天満屋「森本良信 特集」など各地で個展を開催しています。
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