<< 戻る | 買い物かごを見る |
伊勢崎晃一朗 作 「引出黒掛分酒呑」
(商品No. 6229)
36,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作備前引出黒掛分酒呑(ぐい呑)です。
2021年4月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
焼成中に窯から引き出す引き出し技法によって、
窯変や景色全体が宝石のような変化を起こしており、
胡麻は琥珀色に青の部分は藍銅鉱のようになり神秘的な景色に圧倒されます。
大きな粘土球を二つに千切って貼り合わせてから球体として立ち上げており、
これによって土の隆起や細かい皺などが器肌に発生し、
その皺や隆起が自然釉や黒の塗り土の厚みに変化をもたらすことで、
引出黒により一層複雑な濃淡を加えています。
本作は掛分けとして黒の塗り土を部分的に施しており、
さらにベースとなる土は白土を使うことで、
琥珀色・黒色・藍色にプラスして鍾乳石のような乳白色が加わり、
鉱石の集合体のような彩り豊かな景色が楽しめるようになっています。
高台周辺に小さな剥がし跡が三点ございますが使用上問題はございません。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.1cm×8.3cm×高さ5.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-05-11
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
関連商品