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高力芳照 作 「備前酒呑」
(商品No. 6392)
13,200 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。
令和3年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
反面は焼けた炭を直接塗ったかのような自然釉が集積した景色となっており、
集中して厚く重なった灰がグツグツと煮え立ったまま固まって、
まるでマグマのような窯変に変化しています。
窯変部分以外では逆にやや温度が低い甘焼きのような景色となっており、
木の表皮のような柔らかなカセ胡麻や熟れた果実のような鮮やかな緋色が楽しめます。
黒銀の窯変を主軸とした激しい焼きが特徴の酒呑ですが、
ベースとなる土が非常に鮮やかな橙色になっている為に景色の変化が多く、
眺める面でガラリと雰囲気が変わるのが非常に面白いです。
見込みは一面に鮮やかな緋色が出ており、極上の酒映りを楽しめるとともに、
土の中の鉄分などが噴出した黒点が枯れた風合いを加味しています。
造形も遊び心満載の造形はまるで茶碗のミニチュアのようでもあり、
割高台に檜垣文を合わせた非常に存在感のある意匠となっています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.5cm×7.5cm×高さ5.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-10-23
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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