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曽我 尭 作 「備前酒呑」
(商品No. 6530)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の備前酒呑です。
令和3年12月に窯出しされた最新作です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物となっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
曽我先生の窯では窯焚きをするたびに土窯自体が変容し、
その影響で作品の焼き上がりも絶え間なく変化し続ける特性を持っており、
本作では花崗岩のような白い肌と白く濁った胡麻が出ています。
古備前にあるクリーム色の胡麻とはまた違いますが、
どこか古伊賀を彷彿とさせる複雑に折り重なった灰色の胡麻が発生しております。
土肌は花崗岩を思わせる黒い粒子の混じった銀色の肌がメインとなっており、
そこへ自然釉が炎と共に侵入しまるで焼け焦げて炭化したかのような景色を残しています。
曽我先生らしい何十年も使い込んだ柔らかい質感もしっかりと出ており、
激しい景色ながらも触り心地が非常に良く、いつまでも持っていたくなります。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.8cm×6.7cm×高さ5.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-03-08
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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