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伊勢崎晃一朗 作 「白茶碗」
(商品No. 6703)
120,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作白茶碗です。
2022年8月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
釉薬や塗土などの技法は一切使用する事無く、
伊部産の特殊な白土を焼き締めることで今までに見たことのない景色を生み出しています。
まるで作品全体に薄っすらと透明釉を掛けたようになっており、
これだけでも白土の胡麻に対するリアクションの特異性が分かり、
晃一朗先生を虜にしてしまった白土の深い魅力に納得します。
見込みでは元来の黄胡麻の色に近い自然釉が見られますが、
通常よりも更にクリーミーで柔らかな色合いになっており、
お抹茶の鮮やかな緑がとてもよく映えそうです。
本作は土の塊をゆっくりと箆で削ぎ落としながら制作されており、
オーソドックスな碗形ながらも非常に存在感のある作品となっています。
また、本作は制作過程において箆で力強く粘土を削ぎ落とすことで肌がささくれ立ち、
まるで岩肌に粘土を叩きつけて凹凸を転写したかのような独特の土肌が現れ、
そこに白色化した自然釉が滴り落ちて侘び心をくすぐる見事な景色を形成しています。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径14.9cm×14.3cm×高さ7.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-09-01
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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