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二代藤原楽山 作 「青備前ぐい呑」
(商品No. 6719)
33,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
名工 初代藤原楽山先生の三男として生まれ、様々な名品を作り上げた二代藤原楽山先生の青備前ぐい呑です。
仙人のような生き様と見事な仕事ぶりで知られた二代藤原楽山先生による、
昭和12年に制作された塩窯による青備前のぐい呑です。
丁寧に水簸して不純物や小石を取り除いた粘土を使い、
更に楽山の代名詞である塩窯による青備前焼成によって、
備前焼でありながらもまるで磁器のような肌となった作品です。
昭和初期の作風としてかなり細工物のエッセンスが濃くなっており、
菊香炉などにも用いられた石目肌や、研ぎ澄まされた高台の作りは見事です。
逆に見込みはシンプルかつゆったりと広がる造形になっており、
突き刺さるような緊張感の漂う表面のデザインから一転して、
青備前らしい朱色の窯変が楽しめる作品に仕上がっています。
■作品の概容
三代楽山識箱(四方桟)
径7.2cm×7.1cm×高さ6.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-09-17
■作者(二代藤原楽山)について
二代藤原楽山先生は初代藤原楽山先生の三男として、1910年に岡山県備前市で生まれました。
幼少期から初代に師事して陶技を習い、初代の没後の1930年に二代藤原楽山を襲名しました。
「茶碗と香炉の楽山」と呼ばれ、1948年には国の丸技作家に選定されました。
1954年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
岡山日日新聞芸術文化功労賞や勲六等単光朝日章も受賞されています。
1996年9月3日に逝去されました。
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