<< 戻る | 買い物かごを見る |
大澤恒夫 作 「備前窯変湯呑」
(商品No. 6868)
3,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
古陶磁を師として日々の生活の潤いとなるような作品制作を目指す大澤恒夫先生のやや前作の備前湯呑です。
独立以来、古陶磁研究と作品制作を並行して進めてきた大澤先生らしい、
古備前調の焼き上がりと土味が見事に再現された湯呑です。
何と言っても目を引くのは正面にある日の丸のような抜けで、
登り窯系の甘い焼き上がりとはまた違う、堅く焼き締まった土味となっています。
その他の部分は逆に非常に落ち着いたチャコールグレーの窯変で、
仕上げの山道は形を整えるというよりも、荒々しく鍛え上げるような風情があります。
またその仕上げの箆が土の中に眠る石粒を隆起させる事で、
古備前のような武骨で持ち手に媚びない荒々しい肌を作り上げています。
正面の脇にはぽっと火照ったような緋色が、
側面には他の作品との接着点による抜けが出ており、
非常に豪華な焼き上がりの湯呑となっています。
やや前作ですが未使用品です。■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.8cm×7.5cm×高さ9.2cm
※恐れ入りますが送料が500円かかります。
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-02-22
■作者(大澤恒夫)について
大澤恒夫先生は1964年に秋田県で生まれました。
1982年からは備前焼作家の末石泰節先生に師事しました。
1997年に穴窯を築窯して独立し、古陶磁を研究しながら個展を中心に活動されています。
関連商品