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大澤恒夫 作 「備前酒呑」
(商品No. 6506)
8,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古陶磁を師として日々の生活の潤いとなるような作品制作を目指す大澤恒夫先生の備前酒呑(ぐい呑)です。
独立以来、古陶磁研究と作品制作を並行して進めてきた大澤先生らしい、
古備前調の焼き上がりと土味が見事に再現された酒呑です。
何と言っても目を引くのは正面にある緋色で、
登り窯系の甘い焼き上がりとはまた違う、堅く焼き締まった緋色となっています。
その他の部分は逆に非常に落ち着いたチャコールグレーの窯変で、
仕上げの細かい箆は形を整えるというよりも、荒々しく鍛え上げるような風情があります。
またその仕上げの箆が土の中に眠る石粒を隆起させる事で、
古備前のような武骨で持ち手に媚びない荒々しい肌を作り上げています。
酒に濡れると緋色はより濃く鮮やかに、
その他の部分はより暗く落ち着いた色へと変化し、緋色がハイライトされるようになっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.1cm×6.0cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-02-13
■作者(大澤恒夫)について
大澤恒夫先生は1964年に秋田県で生まれました。
1982年からは備前焼作家の末石泰節先生に師事しました。
1997年に穴窯を築窯して独立し、古陶磁を研究しながら個展を中心に活動されています。
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