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伊勢崎晃一朗 作 「黒盃」
(商品No. 6919)
24,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作黒盃(ぐい呑)です。
2023年3月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
今や伊勢崎一門の代名詞とも言える黒の塗り土に、
強烈な焼き込みによる窯変が反応し一部が青色に変化しており、
色合いの出方からまるで黒の肌から藍色が抽出されているかのようです。
激しい造形が多い晃一朗先生ですが、本作は比較的小ぶりな盃型になっており、
前述の激しい青窯変を伴った黒の景色と相まって、静かで力強い作品に仕上がっています。
一風変わった高台は四手に分けて土を箆で削ぎ落としており、
カットされて剥き出しになった中央部を更に小さくくり抜いて極小の碁笥底にしています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径8.0cm×7.6cm×高さ3.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-04-17
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
2023年には2022年度日本陶磁協会賞を受賞されました。
日本伝統工芸展、岡山県美術展覧会、田部美術館「茶の湯の造形展」等入選・受賞多数。
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