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伊勢崎晃一朗 作 「黒掛分酒呑」
(商品No. 6885)
26,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作黒掛分酒呑(ぐい呑)です。
2023年3月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
大きな粘土球を二つに千切って貼り合わせてから球体として立ち上げており、
これによって土の隆起や細かい皺などが器肌に発生しています。
その際に発生した皺や隆起が自然釉や黒の塗り土の厚みに変化をもたらし、
作品に目まぐるしく切り替わる複雑な濃淡を生み出しています。
本作は掛分けとして黒の塗り土を部分的に施しており、
さらにベースとなる土には白作品に使われている伊部産の白土を用いることで、
黒と白に加えて藍色なども作品に現れ見る者を楽しませてくれます。
見込みでは塗り土の黒と白土のシャンパンゴールドの土味がくっきりと分かれ、
2つの景色にまたがるように黄胡麻が出ており別の作品を接合したかのようです。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.1cm×7.9cm×高さ5.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-03-11
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
2023年には2022年度日本陶磁協会賞を受賞されました。
日本伝統工芸展、岡山県美術展覧会、田部美術館「茶の湯の造形展」等入選・受賞多数。
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