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伊勢崎晃一朗 作 「窯変酒呑」
(商品No. 6705)
26,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑(ぐい呑)です。
2022年8月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
本作は制作過程において箆で力強く粘土を削ぎ落とすことで肌がささくれ立ち、
まるで岩肌に粘土を叩きつけて凹凸を転写したかのような独特の土肌が現れています。
更に付け高台によってシンプルながらも迫力のある高台になっており、
昔ながらのオーソドックスな備前酒呑のシルエットながらも、
まるで岩の杯のような異次元の存在感を持つ作品に仕上がっています。
穴窯の中腹部にある横焚き用の穴の近辺で採れるという珍しい穴窯の窯変で、
まるで登り窯の窯変のように、光沢のある濃厚な黒の灰被り窯変が出ています。
灰被りの部分とそうでない部分ではハッキリと線で分かたれており、
穴窯でもこれだけの隈取が現れるのかと驚かされます。
抜けの部分には最高のタイミングで焼き上がったことが分かる美しい緋色が出ており、
造形、焼成、土味のどれをとってもこれまでの備前になかった面白さが詰め込まれた作品になっています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.5cm×7.0cm×高さ6.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-09-03
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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