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伊勢崎晃一朗 作 「引出黒掛分酒呑」
(商品No. 7455)
39,600 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作引出黒掛分酒呑です。
令和6年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
大きな粘土球を二つに千切って貼り合わせてから球体として立ち上げており、
これによって土の隆起や細かい皺などが器肌に発生しています。
焼成中に窯から引き出す引き出し技法によって景色全体がクリアになっており、
白の部分はまるで鍾乳石のように、青の部分は藍銅鉱のようになり神秘的な景色に圧倒されます。
本作は胎土に白作品に使われている伊部地方産出の白土を使用しており、
黒の塗り土を掛け分けで塗る事で琥珀色・黒色・藍色・乳白色の4つの色が発生し、
まるで鉱石のパズルのように組み合わせたかのような彩り豊かな景色が楽しめるようになっています。
前述の千切り造形によって生まれた皺や隆起が、自然釉や黒の塗り土の厚みに変化をもたらし、
作品に目まぐるしく切り替わる複雑な濃淡を生み出しています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径8.3cm×8.1cm×高さ6.2cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-10-13
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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