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伊勢崎晃一朗 作 「備前窯変酒呑」
(商品No. 7452)
30,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑(ぐい呑)です。
令和6年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
穴窯の中腹部にある横焚き用の穴の近辺で採れるという珍しい穴窯の窯変で、
まるで登り窯の窯変のように、赤と黒にくっきりと分かれた灰被り窯変が出ています。
登り窯の窯変と比べてより景色の変化が鮮明になっており、
桟切りと黄胡麻焦げ胡麻が混じり合ったような独特の窯変の中で、
土の芯から火照るような緋色が非常に印象深いです。
抜けの部分は温度の微妙な違いに反応し約3種類もの土色を見せており、
隈取り周辺の金彩掛かったオレンジ色混じりの土味、備前焼らしい緋色混じりの茶色、
そして明るい緋色の土味へとグラデーションしており、穴窯らしい多彩な変化が楽しめます。
全体の立ち上げ自体は轆轤を使わず手捏ねによって行われており、
細かい部分まで気を配られたデザインは、まるで茶碗のような濃密な存在感を放っています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.5cm×7.3cm×高さ6.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-10-10
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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