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伊勢崎晃一朗 作 「黒盃」
(商品No. 7464)
30,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作黒盃です。
令和6年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
別のものの上に乗せて焼き上げられた所謂被せ焼きの作品ですが、
古来からある焼成方法ながらも、晃一朗先生らしいアプローチによって実に新鮮に感じます。
逆さまの状態で壺などを焼く高温の場所に置かれたため、
作品全体を覆い尽くすようにたっぷりと自然釉を受けており、
その形状からもまるで編み笠が打ち付ける雨を受け流しているかのようで面白いです。
さらに口縁部には窯の壁から落ちたと見られる自然釉の結晶が付着し、
それらがまるでクリスタルのように固まっており非常に面白いです。
内側には貝殻を設置した貝跡、切れ込みのような土見せがあり、
前述の自然釉の結晶と流れ胡麻もここへ加わって非常に賑やかな景色になっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径9.9cm×8.8cm×高さ4.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-10-25
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
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