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宮尾昌宏 作 「備前酒呑」
(商品No. 6933)
15,400 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
土と炎の芸術である備前焼に心惹かれて伊部にて陶技を学ばれた、
宮尾昌宏先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑(ぐい呑)です。
備前作品と並行して黒作品を発表されてる宮尾先生ですが、
今回の黒作品は美しい藍色が目を引きます。
従来通りの塗り土による黒作品ならば、
焦げなどの窯変部分に青が出ることがありますが、
本作は黒の塗り土から滲み出すように藍色が出てきており、
改めて黒作品の奥深さを感じます。
また、黒の部分が全て藍色に置き換わったわけではなく、
ベース部分は深く澄んだ黒色の土肌が残されており、
削りによる器肌表面の高低差で塗り土が薄くなる事で、
藍色の中に黒色の稜線が生み出されています。
特に見込みでは黒色と藍色のグラデーションが発生し、
夜明け前の最も暗い空のような深みのある色合いとなっています。
割高台による力強く立体的な造形の中に、
自然釉や貝跡の動きのある景色が良く似合っています。■作品の概容
共箱(二方桟)
径6.7cm×6.7cm×高さ5.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-05-01
■作者(宮尾昌宏)について
宮尾昌宏先生は、1970年に福岡県築城町に生まれました。
土と炎の芸術である備前焼に憧れ、1991年に備前にて陶芸の道に入られました。
1995年には窯元備州窯に入り、山本雄一先生に師事しました。
2001年に登り窯を築いて独立し、初窯を出しました。
2007年に日本工芸会中国支部50周年記念展で岡山市長賞を受賞され、日本工芸会正会員となられました。
岡山県展奨励賞及び同県展賞、田部美術館茶の湯の造形展優秀賞及び大賞、日本伝統工芸展日本工芸会会長賞など多数受賞されています。
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