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高力芳照 作 「備前窯変酒呑」
(商品No. 6998)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。
令和5年6月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」のうちの「焼き」にかなり寄せた極上の焼き上がりをもつ酒呑です。
しっかりと焼き込まれた灰被り窯変は、一部はねっとりとした光沢の持つ海鼠肌に、
一部は鈍色に輝く灰被りとなるなど窯の中で渦巻く炎を連想させる見事な景色となっています。
正面部分の抜けはしっかりと焼き切られた硬質な土味が顔を覗かせていますが、
隈取り部分ではネットリと濃い紫蘇色の土味がしっかりと残っており、
強い焼きによって土味が引き立てられるという逆説的な表情が面白いです。
また、強い焼き込みによって隈取りに更に金彩が重なっており、
「焼き」に寄せながらも土物である備前陶らしい魅力も持ち合わせています。
近年の造形はやや薄手にシフトチェンジした高力先生ですが、
端正な口造りですが腰にはある程度肉を残して程よい手取り感をキープしています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.8cm×6.7cm×高さ5.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-07-04
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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