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高力芳照 作 「備前引出玄襷徳利」
(商品No. 7110)
26,400 円(税込)
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前引出玄襷徳利です。
令和5年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
登り窯焼成による伝統的な備前の表現とはまた別に、
2000年代以降に開発されてきた新しい手法を用いた徳利です。
引出技法を登り窯でも取り入れて、窯の焚き口近辺に作品群を設置し、
焼成中に取り出して急冷させることで作品を炭化させています。
只一つ本作が現在備前で流行している引出技法の黒作品と違うのは、
本作が「緋襷」系統の作品であるという事でしょう。
柔らかな色合いの白土に赤い襷が掛かるのが特徴の緋襷ですが、
炭化させることでまるで青備前のような黒銀色へと反転し、
鉄のような炭のようなこれまでに見たことのないテクスチャーをまとっています。
緋襷も同様に黒色へと反転し、「玄襷」の名の如く黒銀色に輝いており、
師の金重素山先生の電気窯焼成を受け継いだ「守」の緋襷と、
焼成方法に創意工夫を加えた「破」の水玉緋襷に次ぐ、
全く新しい「離」の緋襷として見る者を魅了します。■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁4.0cm×胴径8.1cm×胴径7.8cm×高さ12.6cm 容量 約280cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-10-26
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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