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伊勢崎 淳 作 「備前ビール呑」
(商品No. 7191)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
いつまでも枯れる事の無い創造力を持って常に備前焼界をリードしている、
備前焼五人目の人間国宝の伊勢崎 淳先生のやや前作の備前ビアマグです。
2013年までの陶歴書が入っており、その頃に制作された作品です。
半地下式の穴窯でじっくりと10日ほど焼き締めた作品で、
胡麻、緋襷、糸胡麻、桟切りと緋色のグラデーションなど、
伊勢崎備前を代表するような焼き上がりが楽しめます。
穴窯といえば胡麻と緋襷が混じり合った景色が有名ですが、
本作は直接炎に触れにくい位置において焼かれたため、
巻き付けた稲藁がそのまま残され、従来の緋襷に近い景色となっています。
また、本作は土の成分によって作品全体に褐色が強く出ており。
小豆色の襷が茶褐色のグラデーションを持つ肌に掛けられています。
内側では粉雪が降り積もっていくように胡麻が堆積し、
さらに一際濃厚な緋襷が内側に添えられており見事です。
ビール呑と箱書にありますが、勿論湯呑としてもお使い頂けます。
前作ですが汚れや使用感などはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.4cm×7.4cm×高さ9.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-01-18
■作者(伊勢崎 淳)について
伊勢崎 淳先生は細工物を得意とした伊勢崎陽山先生の二男として生まれ、
幼い頃から陶芸を学び1959年に岡山大学特設美術科を卒業した後陶芸の道に入りました。
作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなどの伝統的なものから、
造形志向の作品まで幅広く取り組んでいます。
制作にあたっては成形と焼成を重視し、
素材と窯(穴窯、登窯、電気窯)の特徴を生かした、
現代感覚溢れる作風を持ち味にしています。
また、レリーフ作家の代表格として、多数の作品を発表されています。
1966年日本工芸会正会員に認定され、
1978年から9年間、岡山大学特設美術講師をされました。
1998年に兄の満先生と兄弟揃って岡山県重要無形文化財保持者に認定され、
同年、日本工芸会中国支部幹事長を勤めています。
そして2004年7月、国指定重要無形文化財保持者となられました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、茶の湯の造形展優秀賞など多数/県展審査委員
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