人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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後関裕士 作 「黒釉酒呑」

後関裕士 作 「黒釉酒呑」

(商品No. 7212)
11,000 円(税込)

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■作品の特徴

人間国宝伊勢崎 淳先生の下で修行し、
茨城県にて窯を開いた後関裕士先生の黒釉酒呑(ぐい呑)です。

備前産と桧山産の粘土を混合し、さらに自身で調合した黒釉を施釉し、
桧山の窯で焼いたという後関先生オリジナルの黒作品です。

伊勢崎一門の黒を学んだ後関先生だからこそ表現可能な景色を持ち、
窯で焼くことで自然釉が黒釉の上に薄っすらと乗っており、
ワントーンではない複雑で奥行きのある黒を完成させています。

今回はタタラ成形によってある程度作品を立ち上げた後に、
仕上げに手捻りで細かく調整して形を整えられており、
楽茶碗のような静謐さと揺らぎを感じさせるフォルムが秀逸です。

内側では自然釉が見込みへとゆっくりと降りていく様子がそのまま景色になっており、
自然釉の神秘的な動きと、マットブラックの釉調が実に渋い酒映りとなっています。

正面の線文は箆で掻き落としており、ひび割れではございません。

釉薬が高台まで流れ込んでおり、僅かに不安定ですがお酒を入れると安定します。

■作品の概容

共箱(四方桟))
径7.1cm×7.0cm×高さ6.3cm

■作品画像

後関裕士 作 「黒釉酒呑」 #1 後関裕士 作 「黒釉酒呑」 #2 後関裕士 作 「黒釉酒呑」 #3 後関裕士 作 「黒釉酒呑」 #4 後関裕士 作 「黒釉酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-02-08

■作者(後関裕士)について

後関裕士先生は1988年に千葉県で生まれました。

2013年に東北芸術工科大学を卒業後、備前焼重要無形文化財保持者の伊勢崎 淳先生に師事されました。

2017年に独立され、2019年茨城県常陸大宮市桧山に築窯されました。


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