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中村和樹 作 「備前三角徳利」
(商品No. 7240)
22,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、
味わい深い作品をつくり出す中村和樹先生の、
窯出しされたばかりの新作備前徳利です。
酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしい徳利です。
令和6年2月に窯出しされたばかりの最新作で、
祖父譲りの轆轤捌きによるゆったりとしたリズムの立ち上がりは極上の色香を放っています。
カセ胡麻と灰被り窯変を両立させたいわゆるカセ窯変と呼ばれる焼きとなっており、
景色が上下で切り替わるという賑やかな景色をじっくりと楽しめる一方で、
カセ系統の作品らしく使い味や育つ楽しみも味わえる作品となっています。
中村家といえば目の覚めるような強烈な緋色が特徴ですが、
本作は作品全体に発生する緋色をカセ窯変に置き換えたかわりに、
中央部や側面や首元など使い味に直結する部分で緋色を楽しめるようになっています。
底部はまるでマグマが作品を飲み込まんとするかのような激しい灰被りになっており、
酒を呑み終えた後の密かな楽しみとなってくれるでしょう。
伝統的な三角の造形ですが中央部分が更に一段窪んでおり、
丁度親指がフィットして非常に注ぎやすくなっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径10.5cm×胴径10.3cm×高さ10.6cm 容量 約330cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-07
■作者(中村和樹)について
中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。
2006年に初窯を焚いて独立されました。
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