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曽我 尭 作 「備前酒呑」
(商品No. 7346)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する、
曽我 尭先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑です。
令和6年5月に窯出しされた作品です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため、当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物のようになっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
今回は合計で約19日間という、これまでにない非常に長期間の窯焚きに挑戦され、
古備前のような渋い土味に、非常にキメ細かなカセ胡麻と灰被り窯変が乗っています。
作品の約6割以上を覆った非常にキメの細かい質感のカセ胡麻と窯変は、
良い意味で備前焼とは思えない程丸みのある質感となっており、
いつまでも掌で転がしたくなる素晴らしい窯変となっています。
本作のベースとなった土味は、やや金彩掛かった独特の土味となっており、
まるで樹木の表皮が乾燥して剥けるようにして独特な土味が露出する事で、
土窯だからこそ到達しうる古備前調の冷え枯れた肌合いとなっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.8cm×6.6cm×高さ5.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-06-26
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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