<< 戻る | ![]() |
![]()
伊勢崎 淳 作 「備前酒呑(備前土×信楽土)」
(商品No. 7553)
66,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、
常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の、
窯出しされたばかりの新作備前酒呑(備前土×信楽土)です。
令和6年10月に窯出しされた最新作です。
備前土と信楽土を混ぜて、半地下式の穴窯で焼いた作品で、
乳白色の自然釉の上に、よく溶けた黄胡麻と黒胡麻が重なっています。
混ぜ込んだ信楽土の影響が強く、内側は美しい橙色の土味が出ており、
酒を注ぐと土肌がまるで煌めいているように見えます。
淳先生は窯焚きの際には赤松の割り木のみを使用されていますが、
これが今作の景色にも非常に影響を与えており、
まるで砂金のような上品な色合いの黄胡麻が信楽土を引き立てています。
本作は打文などの装飾を廃したシンプルな造形になっており、
ゆっくりとお酒を味わいながら信楽土の多彩な窯変をじっくりと楽しむのに適しています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
※箱書きは備前酒呑となります。
径7.2cm×6.9cm×高さ7.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-01-30
■作者(伊勢崎 淳)について
伊勢崎 淳先生は細工物を得意とした伊勢崎陽山先生の二男として生まれ、
幼い頃から陶芸を学び1959年に岡山大学特設美術科を卒業した後陶芸の道に入りました。
作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなどの伝統的なものから、
造形志向の作品まで幅広く取り組んでいます。
制作にあたっては成形と焼成を重視し、
素材と窯(穴窯、登窯、電気窯)の特徴を生かした、
現代感覚溢れる作風を持ち味にしています。
また、レリーフ作家の代表格として、多数の作品を発表されています。
1966年日本工芸会正会員に認定され、
1978年から9年間、岡山大学特設美術講師をされました。
1998年に兄の満先生と兄弟揃って岡山県重要無形文化財保持者に認定され、
同年、日本工芸会中国支部幹事長を勤めています。
そして2004年7月、国指定重要無形文化財保持者となられました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、茶の湯の造形展優秀賞など多数/県展審査委員
関連商品