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高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」

高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」

(商品No. 7692)
15,400 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の備前巨大化銀彩酒呑です。

令和6年6月に窯出しされた作品です。

これまでの作風とは打って変わって、まるで子どもの粘土遊びの作品のような、
とても脱力感のある不思議で異様な造形は、見た瞬間に一瞬時が止まってしまいました。

元来は平盃型の作品でしたが、焼成中に粘土自体が膨張し、
そのまま自重で変形することでこの異様な造形へと至っています。

特に大きく変形した口縁部は、上から見るとまるでムンクの叫びのようで、
叫ぶ口と口づけを交わすかのように酒を呑むこととなります。

誰もが知る名画との接吻というだけでも大変な驚きなのですが、
かなり肉厚にも関わらず、通常の田土系の酒呑よりも非常に軽いのにも驚かされます。

ただひたすらに頭を空っぽにして土と戯れる中で生まれてきた作品で、
それはまるでタロットの愚者のように、新たな道行きの始まりを暗示しているかのようです。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径9.1cm×8.5cm×高さ4.5cm

■作品画像

高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」 #1 高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」 #2 高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」 #3 高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」 #4 高力芳照 作 「備前巨大化銀彩酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2025-06-21

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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