藤原 和 作 「備前線文花器」(商品No. 4606) |
60,000 円(税込)
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人間国宝の祖父と父の下に生まれ、単純・明快・豪放の基本理念を守りながら、独自の造形を探求する藤原 和先生の前作の備前線文花器です。2002年頃の陶歴書が同封されており、陶印も以前のものであることからその当時制作された作品であると思われます。父である藤原 雄先生の代名詞でもあった備前大壺を和先生独自のタッチで手がけており、轆轤後に土が柔らかなうちに三方へ膨らませるように中から押し広げています。これにより整った球体であったものが、まるで球根のように力強く膨らんでおり、土の生命力や力強さをシンプルかつストレートに表現しています。雄先生の窯の特徴であった、まるでヤスリのようにキメ細かなカセ胡麻がしっかりと出ており、深緑色の景色が力強く張った造形にとても良く似合いっています。(※底部に焼成時のスレがあり、和先生により補修された跡があります)
共箱(四方桟)
径35.5cm×径34.8cm×高さ33.3cm
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公開日時:2017-06-15