人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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藤原 雄 作 「備前徳利」

(商品No. 5085)
藤原 雄 作 「備前徳利」
130,000 円(税込)

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■作品の特徴

日本国内のみならず、世界へと視野を広げ、備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前徳利です。人間国宝に認定される前の比較的若い頃の作品で、モスグリーンのカセ胡麻に片身替わりのような灰被り窯変が出た極上の焼き上がりとなっています。正面には連なった二つの抜けが、底部には高台と重なるような抜けが、背面には小さな丸抜けがそれぞれ出ており、良質の陶土だからこそ出せる品の良い緋色が出ています。口縁部の巻口や胴のバランスなど、父である藤原 啓先生の徳利に非常に良く似ており面白いです。(※背面の丸抜けの部分にくっつき跡があります)

■作品の概容

共箱(二方桟)
口縁3.8cm×胴径9.3cm×胴径9.3cm×高さ12.3cm 容量 約360cc

■作品画像

藤原 雄作 「備前徳利」
藤原 雄作 「備前徳利」
藤原 雄作 「備前徳利」
藤原 雄作 「備前徳利」
藤原 雄作 「備前徳利」
藤原 雄作 「備前徳利」

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公開日時:2018-06-20

■作者(藤原 雄)について

藤原 雄先生(1932年〜2001年 岡山県備前市生まれ)は、人間国宝藤原啓先生の長男です。作陶にあたっては“単純・明快・豪放”をモットーとし、壺や鉢類を多く手掛け、「壺の雄」と呼ばれました。また北大路魯山人の影響を受け食器も得意でした。1972年からは「百壺展」「徳利とくり展」「百花展」「百鉢展」などシリーズ化して開催。スケールの大きいレリーフやオブジェも数多く制作しています。1967年に日本陶磁協会賞を受賞。1980年、県指定重要無形文化財保持者に。1996年には陶芸会で初めて親子二代の国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)になりました。
主な受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞・文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、芸術選奨文部大臣賞、アカデミア芸術・文化大賞、紺褒賞受賞


 

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