山本雄一 作 「備前宝瓶」(商品No. 5163) |
72,000 円(税込)
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神業を持つ名工 山本陶秀先生を父に持つ、無形文化財山本雄一先生のやや前作の備前宝瓶です。平成18年頃の陶暦書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。山本一門の特徴である精緻で端正な轆轤挽きと宝瓶制作は相性バッチリで、流れるような轆轤挽きによる造形は見ていて大変気持が良いです。また、作品自体も宝瓶としてはかなり大型で、端正な轆轤挽きと相まって大変力強く、緻密さが光る宝瓶という作品種ながらも茶碗や茶入のような風格と豪快さがあるように感じます。窯変を目印に蓋を合わせた際にはピタリとはまり、機械で計測したかのような精密さとなっていますが、制作時の轆轤挽きは轆轤目をほとんど残しておらず迷いのなさやスピーディーさに驚かされます。山本一門の特徴である真っ白な雲のような桟切と、土肌に直接乗った金彩が大変美しく、雨上がりの空のような景色を表現しています。(使用感や汚れはありませんが、前作ですので予めご了承下さい)
共箱(四方桟)
口含む径10.8cm×径9.3cm×蓋含む高さ10.0cm
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公開日時:2018-08-27