金重晃介 作 「備前徳利」(商品No. 5532) |
100,000 円(税込)
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父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の備前徳利です。1989年の陶歴書が入っており、その当時の作品であると思われます。一目で晃介先生と分かる特徴的な胴締めの意匠が施されており、全体のフォルムを引き締めつつ持ちやすくもなっています。ガリガリに焼けた灰被り窯変もまた見事で、黒銀の灰被り窯変と美しい鼠色のなまこ肌が出ています。底部や口縁内部まで全身みっちりと灰被りで埋まっており、特に転がし窯変のお約束であるサイドの小さな丸抜け部分は一層濃厚な灰被り窯変が出ています。激しい窯変に対して抜けの部分は柔和で味わい深い色合いになっており、土の良さが感じられるほんのりと緋色掛かった土味は、酒を擦り込んでやることでどんどん味わい深く成長するでしょう。(汚れや使用感などはほとんど感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)
共箱(四方桟)
口縁3.3cm×胴径8.9cm×胴径8.5cm×高さ13.2cm 容量 約400cc
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公開日時:2019-06-26