金重 愫 作 「備前ぐい呑」(商品No. 5816) |
88,000 円(税込)
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金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、金重 愫先生の極上の新作備前ぐい呑です。窯変を狙う際にはとことん焼き込む愫先生ならではの、まるで土が焼き切れるかのような重く激しい窯変が出ています。高台部分を覆う灰被り窯変はまさに溶岩そのものであり、黒銀に鈍く輝く灰被り窯変は吸い込まれそうな美しさがあり、また掌の中でも抜群の存在感を放ちます。胴部はガラスコーティングのように結晶化した自然釉が見事であり、通常の胡麻とは違うクリアーな色合いはかなり高温域での焼き込みであったことが推察されます。破損するギリギリのラインを試すかのような挑戦的な焼き込みでありながら、土肌自体は実に泰然としていて味わいを保っており、使われた土の良さに感服する他ありません。
共箱(四方桟)
径6.0cm×5.7cm×高さ6.8cm
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公開日時:2020-03-18