伊勢崎 満 作 「備前鶴首花生」(商品No. 5879) |
45,000 円(税込)
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備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前緋襷鶴首花入です。
初期から中期にかけて制作された作品で、
緋襷焼成に定評のある満先生らしく若かりし頃であっても、
もぐさ色の味わい深い土味に桃山調の見事な緋襷が掛かった見事な焼き上りとなっています。
無釉焼き締め陶の備前焼の中でも、
緋襷は肌に掛かる自然釉すらも避けた剥き出しの肌を見せるものであり、
轆轤挽きの形がそのまま表れます。
さらに古備前の時代から名品として格付けられた鶴首花入は轆轤挽きも非常に難しく、
緋襷鶴首花入は非常に高難度の作品と言えるでしょう。
そういった作品ながらも気負いすぎること無く、
それでいて美しく品のある佇まいとなっており、
満先生の技量の高さと古備前への敬意が感じ取れる作品に仕上がっています。
共箱(四方桟)
径11.0cm×径10.8cm×高さ20.2cm
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公開日時:2020-05-19