人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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伊勢崎 満 作 「備前鶴首花生」

(商品No. 5879)
伊勢崎 満 作 「備前鶴首花生」
45,000 円(税込)

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■作品の特徴

備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前緋襷鶴首花入です。

初期から中期にかけて制作された作品で、
緋襷焼成に定評のある満先生らしく若かりし頃であっても、
もぐさ色の味わい深い土味に桃山調の見事な緋襷が掛かった見事な焼き上りとなっています。

無釉焼き締め陶の備前焼の中でも、
緋襷は肌に掛かる自然釉すらも避けた剥き出しの肌を見せるものであり、
轆轤挽きの形がそのまま表れます。

さらに古備前の時代から名品として格付けられた鶴首花入は轆轤挽きも非常に難しく、
緋襷鶴首花入は非常に高難度の作品と言えるでしょう。

そういった作品ながらも気負いすぎること無く、
それでいて美しく品のある佇まいとなっており、
満先生の技量の高さと古備前への敬意が感じ取れる作品に仕上がっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径11.0cm×径10.8cm×高さ20.2cm

■作品画像

伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」
伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」
伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」
伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」
伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」
伊勢崎 満作 「備前鶴首花生」

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公開日時:2020-05-19

■作者(伊勢崎 満)について

伊勢崎 満先生は1934年に無形文化財 伊勢崎陽山先生の長男として生まれ、
幼少より父に陶技を習い岡山大学特設美術科彫塑を専攻されました。

茶陶の本格派として桃山風の造形や土味、焼成を追及。

作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は使わず、
松割木による焼成にこだわられています。

1964年日本工芸会正会員となり1974年には金重陶陽賞を受賞されました。

1994年に山陽新聞文化功労賞、1998年第15回田部美術館大賞を受賞されました。

同年3月に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

2011年8月、77歳で逝去されました。

受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労賞、茶の湯の造形展大賞など多数/県展招待


 

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