伊勢崎 満 作 「備前肩衝茶入」(商品No. 6314) |
160,000 円(税込)
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備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前肩衝茶入です。
登り窯焼成らしい濃厚なグレーの灰被り窯変の中に、
土の良さが感じられるしっとりとした抜けが顔を覗かせており、
極上の焼き上がりを持った素晴らしい茶入です。
窯の中でも一際良い場所に置かれて焼かれたと思われ、
なまこ肌になった灰被り窯変と三つの牡丹餅は一目で満先生と分かる仕上がりです。
しかしこの茶入の真の魅力は窯変でも抜けでもなく、
濃厚で蕩けそうな色合いになった紫蘇色であることは明白でしょう。
抜けの周辺やサイドの部分から垣間見える紫蘇色は、
まさしく丹念に仕込んだ極上の粘土を使用した証左となっています。
腰回りには檜垣文もしくは草花文のような儚げな櫛目があり、
全体を見ると肩衝らしい凛とした佇まいとマッチしており素晴らしいです。
共箱(薬籠蓋・仕覆・替仕覆・牙蓋・仕覆銘付)
径6.0cm×5.9cm×高さ8.1cm
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公開日時:2021-08-02