人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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金重 巖 作 「伊部ビール呑」

(商品No. 6316)
金重 巖 作 「伊部ビール呑」
7,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重一門という名門に生まれ育ち、陶陽先生道明先生と代々焼き上げてきた窯を受け継ぎ、
こつこつと精進されている金重 巖先生の窯出しされたばかりの新作伊部ビール呑です。

令和3年6月に窯出しされた作品です。

金重陶陽先生・道明先生から受け継ぎ守り抜いてきた備前登り窯による作品で、
備前陶の真骨頂である冷え枯れた味わいの中に隠された、
土自身の驚くべきエネルギーが上手く表現されています。

あくまでも焼成中に自然に発生する窯変のみで勝負したいと考える巖先生らしく、
良い意味で土と火に任せた極々自然体の窯変が展開されています。

ねっとりとした土味は薄っすらと水気を帯びたような光沢があり、
必要最低限の胡麻が美しい土味をより引き立てています。

ビール呑にしては珍しい樽を思わせる意匠が面白く、
さらに擂座耳まで備えており小型の壺のような趣があります。

人に評価されなくても良い、ただ人に喜んでもらえる仕事をしたい、
という巖先生の静かですが頑なな想いが伝わってきます。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径9.0cm×8.9cm×高さ8.6cm

■作品画像

金重 巖作 「伊部ビール呑」
金重 巖作 「伊部ビール呑」
金重 巖作 「伊部ビール呑」
金重 巖作 「伊部ビール呑」
金重 巖作 「伊部ビール呑」
金重 巖作 「伊部ビール呑」

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公開日時:2021-08-06

■作者(金重 巖)について

金重 巖先生は1965年に金重道明先生の長男として岡山県備前市で生まれました。

備前焼作家の家系に生まれ育ち、自らも焼き物が好きだったことから、作陶の道へ進まれました。

金重一門の指導を受けて陶技を磨き、1995年に独立して岡山市内のギャラリーで初個展を開催しました。

1999年と2001年に金重一門展に出品されています。

2007年には天満屋岡山店にて個展を開催されました。


 

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