曽我 尭 作 「備前徳利」(商品No. 6462) |
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38,500 円(税込)
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古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の、
窯出しされたばかりの新作備前徳利です。
令和3年12月に窯出しされた最新作です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物となっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
曽我先生の窯では窯焚きをするたびに土窯自体が変容し、
その影響で作品の焼き上がりも絶え間なく変化し続ける特性を持っており、
本作ではきめ細やかで色合いの濃いカセ胡麻が発現しています。
非常にキメの細かいカセ胡麻はカセ胡麻とは思えない程丸みのある質感となっており、
いつまでも掌で転がしたくなる素晴らしい触感となっています。
またカセ胡麻といえばモスグリーンの色合いが一般的ですが、
本作はまるで炭化したようなマットブラックとなっており、
これによって正面部分の柔らかな緋色が一気にフォーカスされています。
古備前でお酒を楽しむという夢を叶えながら、
器自体の柔らかな質感につい溺れてしまいそうです。
共箱(四方桟)
口縁3.3cm×胴径8.5cm×胴径8.3cm×高さ13.3cm 容量 約370cc
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公開日時:2021-12-30