高力芳照 作 「備前窯変酒呑」(商品No. 6744) |
11,000 円(税込)
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の備前窯変酒呑です。
令和4年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
半面は焼けた炭を直接塗ったかのような自然釉が集積した景色となっており、
集中して厚く重なった灰がグツグツと煮え立ったまま固まって、
まるでマグマのような窯変に変化しています。
窯変部分以外では逆に自然釉を排除した土味メインの景色となっており、
高力先生が仕込んだ極上の粘土による濃厚な紫蘇色が楽しめます。
腰回り以下の部分では被せ焼きによって土味が変化しており、
被せ焼きに加えて強い焼き込みによって還元が掛かり、
さらには金彩まで乗ることで青備前風の土味になっています。
また、腰回りには箆による檜垣文のような彫り込みがなされており、
激しい窯変に並び立つよう力強い意匠となっています。
共箱(四方桟)
径6.3cm×6.2cm×高さ5.5cm
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公開日時:2022-10-12