人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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馬場隆志 作 「志野ぐい呑」

(商品No. 6977)
馬場隆志 作 「志野ぐい呑」
19,800 円(税込)

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■作品の特徴

伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の新作志野酒呑(ぐい呑)です。

令和5年4月頃に窯出しされた作品で、
備前土に志野釉薬を掛け、備前焼の登り窯で焼いた異色の作品です。

作品全体は志野焼に準じたものですが、登り窯による焼成が重なり合い、
口縁部分には胡麻が出るなど、志野と備前の景色が切り替わるという贅沢な作品となっています。

本作は何と言っても目を引くのが黒織部を彷彿とさせる景色で、
黒の部分は備前で言う引出黒作品のような非常に複雑な黒になっています。

また、腰回りに付着して固まった透明な自然釉が薄いコバルトブルーに発色しており、
他の蒼系作品と同時焼成をする登り窯だからこそ生まれた珍しい景色となっています。

志野焼の特徴である長石系は改良を加えて非常にボリューミーになっており、
極太の畳付きによる割高台と相まって雲霞の中に聳える巨城の如しです。

オーソドックスな造形は釉薬の質感と相まってとても使いやすくなっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.2cm×7.2cm×高さ6.1cm

■作品画像

馬場隆志作 「志野ぐい呑」
馬場隆志作 「志野ぐい呑」
馬場隆志作 「志野ぐい呑」
馬場隆志作 「志野ぐい呑」
馬場隆志作 「志野ぐい呑」
馬場隆志作 「志野ぐい呑」

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公開日時:2023-06-13

■作者(馬場隆志)について

馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。

幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。

2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。

2007年に独立し、初個展開催。

現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。


 

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