馬場隆志 作 「青志野ぐい呑」(商品No. 6955) |
24,200 円(税込)
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伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の新作青志野酒呑(ぐい呑)です。
令和5年4月頃に窯出しされた作品で、
備前土に志野釉薬を掛け、備前焼の登り窯で焼いた異色の作品です。
作品全体は志野焼に準じたものですが、登り窯による焼成が重なり合い、
見込み部分には胡麻が出るなど、志野と備前の景色が切り替わるという贅沢な作品となっています。
これまでも定期的にコバルトを用いた青志野を作られてきた馬場先生ですが、
本作はコバルト部分も長石釉部分も改良し、全く新しい青志野に進化させており
コバルトでの蒼窯変にこだわる馬場先生らしさが溢れる作品となっています。
これまでの青志野といえばスカイブルーの釉調がメインとなっていましたが、
今回はスカイブルーがコバルトブルーへと一気にパワーアップし、
蒼の表現にこだわる馬場先生らしい爽やかで清々しい色合いとなっています。
志野焼の特徴である長石系は改良を加えて非常にボリューミーになっており、
濃厚なコバルトブルーの釉薬が重なり合うことで、まるで蒼天にたなびく白雲の如しです。
オーソドックスな造形は釉薬の質感と相まってとても使いやすくなっています。
共箱(四方桟)
径7.7cm×7.7cm×高さ5.5cm
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公開日時:2023-05-23