高力芳照 作 「備前黒胡麻酒呑」(商品No. 7117) |
16,500 円(税込)
売約済 |
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前黒胡麻酒呑です。
令和5年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」のうちの「焼き」にかなり寄せた極上の上りとなっています。
火前の熱風が吹き抜ける場所に設置することで少数採れる黒胡麻は、
胡麻の上に更に胡麻が折重なり層を成す事で発生し、
茶碗に採用されるほど口当たりのよい優しい質感となります。
しかし本作はそれで満足すること無く、作品全体が焦げ胡麻で覆われる一歩手前まで焼いており、
破損せず焼き上がったことが奇跡であるような激しい焼き上がりとなっています。
自然釉をずぶ掛けにした、とでも言わんばかりの景色となっており、
見込みに侵入してきた胡麻までもが厚みを帯びて黒胡麻へと変質しています。
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.7cm×6.1cm×高さ5.5cm
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公開日時:2023-11-01